知ってる?定期保険の「歳満了」と「年満了」の違い
◯まず《歳満了》と《年満了》ってなに?
保険の期間をどのように決めるか、の違いを表す用語で、《歳満了》は60歳、70歳など、年齢を基準に、保険の期間が設定される保険です。《年満了》は、10年、20年など、年数を基準に保険の期間を設定するタイプです。
◯どっちもの期間が同じ場合は何が違うの?
例えば、40歳の時に、50歳までの《歳満了》で保険に入るのと、10年の《年満了》に入るケースに違いはあるのでしょうか?
どちらも50歳で満了の期間を迎えますね。みなさんこの違いはなにかわかりますでしょうか?
答えは、この場合、基本的にはどちらも変わらないんです。期間をどう決めるか、なので、その期間が一致する場合は、基本的にその保険内容や料金もほぼ同じと言えます。
実際には、キリのいい年齢で毎回保険を更新するわけではないと思いますので、38歳で保険を見直した場合などは、少し期間に差は出てくるでしょう。
◯では期間の切り方以外はまったく同じなの?
実は重要な違いがあります。
それは、保険の「更新ができるかどうか」です。
《歳満了》の場合、一定の期間のみを保障するため、更新が認められない商品が多いのです。(※一部の会社では、更新を認めている商品もあります。)ですが、《年満了》で契約した場合は、加入時と同じ条件で更新することができます。もしも、更新時に健康上の問題なんどがあったとしても、基本的に多くの保険では、同条件で更新ができる、という嬉しい特徴があります。
もし、どちらかを選択するのであれば、《年満了》を選択するといいでしょう。
◯保険会社によっては、例外はあるので注意!
先ほども少し補足しましたが、《年満了》がオススメで更新可能な保険である、とお伝えして参りましたが、保険会社の一部商品によっては例外もございますので、この基本をベースに、加入を検討している保険がどのような条件かを改めて専用のFPに確認してみるといいでしょう。
また、更新の最長年齢が90歳まで可能な会社や、定期保険か終身保険へと変更できるなどもあります。保険料にも影響しては参りますが、自分のライフスタイルにあった保険を選択してみて下さい。
◯困ったら、ファイナンシャルプランナーに相談しよう
なかなか自分では40社を超える保険会社の商品や特約を理解するは困難ですので、専門のプロに相談することも良い手でしょう。今は、無料でファイナンシャルプランナーに相談したり、キャッシュバックがもらえるキャンペーンなどもでてきておりますので、上手に活用して行きたいですね。
- まずは、定期に「年齢」による区切りと「加入年数」による区切りがあることを知ろう!
- 歳満了タイプは更新できないことが多いので要注意。同じ期間なら更新できる年満了を選択しよう!
- 最近はデメリットを解消するプランもバラエティ豊富なので、最新情報はFPさんに聞いてみよう!