葬儀費用の工面に役立つ「生命保険」
葬儀費用
2016年の葬儀費用の平均は、以下になります(日本消費者協会、全国有料石材店の会、総務省資料による)。
- 葬儀費用の全国平均約196万円
- お墓の費用約170万円
- 簡易葬儀(例えば樹木葬)にすると20万〜70万円
- 家族(2人以上)の当座の生活費約339万円
保険金の受取期日
保険金の受取は、通常請求日から5営業日になります。
死亡診断書などの必要資料をそろえて平日(保険会社の営業日)午前中に保険金の請求手続きをすれば当日中に受け取れるクイックサービスのある生命保険があります。
ソニー生命「保険金クイックサービス」
- 受取限度額:1,000万円
- 請求締め切り時間:午前11時
第一生命「保険金クイックお受け取りサービス」
- 受取限度額:全額
- 請求締め切り時間:午前10時30分
プルデンシャル生命「保険金即日支払いサービス」
- 受取限度額:500万円
- 請求締め切り時間:午前11時
ジブラルタ生命「死亡保険金即日支払いサービス」
- 受取限度額:500万円
- 請求締め切り時間:正午
少額短期保険 メモリード・ライフ1年定期保険「保険金クイック支払サービス」
- 受取限度額:全額
- 支払日:請求日の翌日
葬儀費用の準備「75歳まで申し込めるオリックス生命[ファインセーブ]」
生命保険未加入の高齢に入りやすいレとしてオリックス生命「ファインセーブ」を紹介します。
特徴
「ファインセーブ」は、以下の特徴のある保険です。
- 解約返戻金がないのでお手軽な保険料
- 保険期間は5年単位で最長90歳満了
- 保険金額は200万円から100万円単位で5,000万円まで
- 病気・事故・災害でも同額の死亡保険気
- 高度障害状態になると死亡保険金と同額の高度障害保険金
- 所定の身体障害状態になると以後の保険料払込免除
- 余命6ヶ月以内と判断されると生存中に保険金を受取るリビング・ニーズ特約
保険料の目安
保険金1,000万円、保険期間10年のケースでの月額保険料を以下に示します。
- 50歳男性は5,980円で女性は3,490円
- 60歳男性は12,590円で女性は5,940円
- 70歳男性は31,590円で女性は14,700円
- 75歳男性は51,340円で女性は25,950円
保険金200万円、保険期間10年のケースでは、以下になります。
- 60歳男性は2,518円で女性は1,118円
- 70歳男性は6,318円で女性は2,940円
葬儀費用の準備「少額短期保険」
少額短期保険は、通常の保険に比べ以下の特長(制約)のある保険です。
特徴
少額短期保険は、以下の特徴のある保険です。
- 保険金額が少額(死亡保険で300万円以下)
- 保険期間1年(医療保険は2年も可)
- 保険対象が幅広い
- 医師の診断が不要で簡単な告知で持病があっても入りやすい保険
メモリード・ライフ「家族の証」を例に特徴を示します。
- 加入年齢:20歳〜89歳(更新は99歳まで)
- 持病があっても入りやすい
- 死亡保険金:30万円〜300万円
- 保険金請求の翌営業日に保険金全額を支払う保険金クイック支払いサービス
保険料の目安
保険金200万円、保険期間1年での月額保険料を以下に示します。
- 60歳男性3,120円で女性1,360円
- 70歳男性6,880円で女性2,860円
- 80歳男性16,360円で女性7,960円
- 葬儀には全国平均で200万円以上かかります(簡易葬は100万円以下)
- 死亡すると口座凍結でお金を引き出せなくなることがあります
- 保険のクイック支払いサービスは請求当日あるいは翌日に引き出せます