失敗した!保険見直しに伴う落とし穴に落ちてしまった人々
偏った一部の知識で、ずっと過剰なお金を払っていた!
保険は若いうちに入った保険ほど安いから、途中で見直しちゃったらもったいない、とか、
貯蓄型だから途中で見直しができない、といったどこかで聞いたアドバイスを頑なに信じていたために、
保険の見直しをせずに、ベストプランよりも毎月数万円も多く払ってしまっていた。
これはかなり多く見られるパターンの失敗。
保険についてはあれこれ基本的な考え方があり、それを真に受けてしまった人が気づかずに損しているケースは笑えないほどあるのです。
「自分は保険について必要最低限分かっている」とおもっている方も、例外的な事例や医療制度等の変更などは追いきれていないわけですので、「ほんとうに今のままの生命保険、損害保険などの契約内容のままでいいのか」は、やはり日々知識を更新し、専門知識を増やしているプロのファイナンシャルプランナーでない限り難しいのです。
新しい保険に加入したから、以前の保険を即解約してしまった
来月の保険料は払いたくないから、月内にやめちゃおう、といった考えで、新しい保険の加入が確定する前に保険を解約してしまう方、実はたまにいらっしゃいます。
新しい保険プランが決まって、長い申込書にサインしたらすっかり加入した気分になってしまうのですが、そこから診査や告知が通り、正式に保険契約が成立するのは少なくとも1〜2週間かかります。
万が一、以前の保険を解約した後に、新しい保険の契約が認められなかったら、どちらの保険も適用されなくなってしまいます。
また、一部の保障は、加入後一年後以降などの付帯条件が小さくついていることもありますので、いつ前の保険をやめていいか、しっかりとプロに相談した上で慎重に行った方が懸命です。
メリットばかりを見て、保険を変えてしまった!
保険の無料相談を受けた人はこのようなミスはありませんが、自分であれこれインターネットを調べて保険を見直した人や、保険会社の営業とだけ話て、第三者的なファイナンシャルプランナーに相談しない人は、ついつい新しい保険のメリットの話ばかりに興味が引かれて保険を変えてしまうことがあります。
でも、保険は奥が深いんです。
確かにパッと目にとまるようなメリットがなかったり、保険の新商品と比べると保障が見劣りするように見えてしまうと、今の保険があまり良くないように感じてしまう方も多いようです。
ただし、保険は人生のあらゆるリスクに対して、被害や負担を軽減するための仕組みです。
ですので、ある程度漏れなくリスクをカバーすることもとっても重要なのです。
30リットルの袋に水を入れていて、もし50リットルのクールな袋があるよ、と言われて
そちらに乗り換えたら、小さな穴があいてて水が漏れてしまった。
となっては元も子もありません。
保険は、まずリスクを軽減することがどれだけ可能か、が最優先事項なんです。
そして、それはなかなか保険のプロではないとわからないのも現実でしょう。
1つや2つのメリットに目がくらまないようにしよう、とだけ覚えて、もし魅力的な保険をみつけたら、保険のプロであるファイナンシャルプランナーなどに相談してみるといいでしょう。
- 保険の営業担当者から聞いた話を鵜呑みにしたまま、客観的な知識がなく判断している!
- 保険料だけで飛びついてはダメ!解約や切り替えも慎重に行おう!
- どんなプランもメリット・デメリットがある!どちらも理解してから納得して決定しよう!